
「ダイレクトレスポンスマーケティングを本で学びたいけど、どんな本がいいの?」
たくさん本が出版されているので、このような疑問を持つ方は多いと思います。
その疑問を解決するために
この記事では、
- 本を選ぶ時のポイント
- 実際に本をどうやって使っていくか?
- 本を読む前に知っておいた方がいい重要な概念
- ダイレクトレスポンスマーケティングのオススメ本
を解説していきます。
ぜひ、最後までご確認ください。
目次
ダイレクトレスポンスマーケティングは本で学べる?
ダイレクトレスポンスマーケティング 本で学ぶ
ダイレクトレスポンスマーケティングを学ぶにはどうやって学べばいいのか?
Web上にもたくさんの情報があるので、その情報でも学ぶことができますが、本は体系的にまとめられていたり事例が豊富に記載されていたりします。
ですので、ぜひ本からも学んでみることをオススメします。
そもそもダイレクトレスポンスマーケティングって何?
ダイレクトレスポンスマーケティングとは、レスポンス(返答、問い合わせ)があった見込み客に対して直接商品やサービスを販売していくマーケティング手法です。
商品やサービスに興味を持ってくれた見込み客にアプローチしていくので、効率良く販売できるのが大きな特徴です。
その分、広告費を抑えることができるので、あまり広告費をかけたくない中小企業や個人に向いている手法と言えます。
一般的なマーケティングとの違いは?
一般的なマーケティングはブランドや、商品の認知から販売につなげることを目的としています。
一方、ダイレクトレスポンスマーケティングは
「資料請求はこちらから」
「今すぐお電話を」
「メルマガ登録はこちらから」
というような、商品やサービスに興味を持ってくれて行動を起こしてくれた見込み客に対してアプローチしていくので非常に効率がいい手法です。
ダイレクトレスポンスマーケティングはどんなところで使われている?
ダイレクトレスポンスマーケティングはどんなところで使われているのか?
わかりやすいところだと、
・通信販売(やずやなど)
・保険(アメリカンホーム)
・テレビショッピング(ダイレクトテレショップ)
などがあります。
他にも、インターネットを使ってダイレクトレスポンスマーケティングを行う中小企業や個人も多くいます。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を読む前に知っておいた方がいいダイレクトレスポンスマーケティングの進め方
ダイレクトレスポンスマーケティング 進め方
いざ、ダイレクトレスポンスマーケティングをやるぞ、と考えても進め方がわからないと進められないですよね。
ここでは、ダイレクトレスポンスマーケティングの進め方を解説していきます。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を読む前に知っておいた方がいいダイレクトレスポンスマーケティングの進め方①集客
集客はまず、見込み客となる人たちのリスト(メールアドレス)の獲得からです。
・無料レポート
・無料サンプル
・お試し商品
などを提供する代わりに、名前やメールアドレスを登録してもらいます。
この時の注意点として「無料だから」と価値のないものを提供しないことです。
無料レポートや無料サンプルは、「無料でこんなものもらっていいの?」というように見込み客に価値を感じてもらう必要があります。
無料で提供するものに価値を感じてもらうことで、販売者への信頼感が生まれて次に販売する商品にも期待感を持ってもらえるのです。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を読む前に知っておいた方がいいダイレクトレスポンスマーケティングの進め方②教育
教育とは価値提供をして信頼関係を構築していくことです。
ダイレクトレスポンスマーケティングではこの「教育=信頼構築」が1番重要となります。
なぜなら、ここで信頼関係を構築できるかが、その後の購入率に大きく関わってくるからです。
お客さまの立場になると分かりますが
「買って下さい、買って下さい!」
とセールスするばかりの営業マンよりお客さんの悩みに共感してくれて、問題解決の方法を教えてくれるような信頼できる営業マンから購入したいと思いませんか。
ダイレクトレスポンスマーケティングではこの信頼の構築が1番大事だと覚えておいてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を読む前に知っておいた方がいいダイレクトレスポンスマーケティングの進め方③販売
前の段階(教育)で見込み客に商品やサービスの価値を感じてもらったうえで販売していきます。
しっかりと教育して価値を感じてもらえていたら、商品はおのずと売れていくでしょう。
売れ行きが悪い場合は信頼構築がしっかりとできていない可能性もありますので、信頼構築の方法を見直すようにしてください。
もし、売れなかった場合でも見込み客のメールアドレスを知っているので、次に販売する新しい商品をこちらからアプローチすることができます。
何度でもこちらからアプローチできるところがダイレクトレスポンスマーケティングの利点です。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を読む前に知っておいた方がいいフレームワーク/3C分析
ポイント
3C分析とは、
・Customer(市場・顧客)
・Competitor(競合)
・Company(自社)
を分析するフレームワークのことです。
市場や顧客を分析して、他社との差別化を図る目的に使用されます。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を読む前に知っておいた方がいいフレームワーク/3C分析①Customer(市場・顧客)
Customerは「市場」や「顧客」のことです。
マーケティングにおいて顧客視点は非常に重要なポイントです。
・市場規模
・市場の成長性
・顧客のニーズ
・顧客の購買能力
などを分析していきます。
また、顧客のニーズや購買能力などの指標を得たい時は、アンケートなどの統計データも効果的です。
得たい情報を明らかにして収集していきましょう。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を読む前に知っておいた方がいいフレームワーク/3C分析②Competitor(競合)
Competitorは「競合他社」のことです。
競合他社の分析では
・売上
・市場シェア
・業界でのポジション
・商品特性の類似性
などを分析していきます。
競合他社が成果を出している場合は、競合他社の結果が出た背景や要因を分析していきます。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を読む前に知っておいた方がいいフレームワーク/3C分析③Company(自社)
Companyは「自社」の戦略を考えることです。
市場や顧客の変化や、それに対する競合他社の対応方法を自社と比較しながら進めていきます。
・経営資源
・売上
・組織力
・市場シェア
・企業理念
などに着目して事業を成功させるための必要条件を導き出していきます。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を選ぶ時のポイント
ダイレクトレスポンスマーケティング 本ポイント
ダイレクトレスポンスマーケティングの本はたくさん販売されています。
たくさん本が出版されている中、どんな本を選べば失敗しないか、ポイントを解説していきます。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を選ぶ時のポイント①事例が多く載っているか?
事例が多く載っているかは大事なポイントになります。
なぜなら、事例があればすぐに実践において使用することができるからです。
・事例が多いからわかりやすい
・事例が多いから役に立った
というレビューを見つけたら、購入の検討材料にしてみると良いでしょう。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を選ぶ時のポイント②Amazonの評価を参考にする
Amazonの評価は、ぜひ参考にしてみてください。
評価の母数が多いほど信頼性の高い評価となります。
評価が多いものの中からレビューをしっかり読んで購入検討に役立ててみてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を選ぶ時のポイント③著者が有名か?
「著者が有名か?」という点も参考にすると良いでしょう。
ダン・S・ケネディ
神田昌典
ジェイ・エイブラハム
クロード・C・ホプキンス
etc…
ダイレクトレスポンスマーケティングやマーケティングの本には、名著と呼ばれるものもたくさんあります。
有名な著者によって書かれたものも多いので選ぶ時の参考にしてみてください。
実際に本を使いながらダイレクトレスポンスマーケティングを行う時の注意点
ダイレクトレスポンスマーケティング 注意点
ダイレクトレスポンスマーケティングを行う際に本を読むことは大事ですが、本を読んでインプットするだけではあまり意味がありません。
この章では効率的に本を活用する方法を解説していきます。
実際に本を使いながらダイレクトレスポンスマーケティングを行う時の注意点①実践していく中で本を読む
本を読んで「なるほど~、いい本読んだ!」と満足してしまってはいけません。
読んだ内容を実践するからこそ意味があるのです。
ですので、ダイレクトレスポンスマーケティングを実践する中で、わからないことが出てきたら本で調べる、というくらいがちょうど良いかもしれません。
ぜひ、「実践第一」で本を活用してみてください。
実際に本を使いながらダイレクトレスポンスマーケティングを行う時の注意点②事例を活用する
事例が豊富に記載されている本も多くあります。
その事例をあなたのビジネスに活用できそうであれば、積極的に活用していきましょう。
うまくいった事例であればマネしない方がもったいないです。
我流が悪いというわけではありませんが、ビジネスでは結果が求められます。
すでに結果が出ている事例があるなら、その事例をマネする方が効率よく結果を出せるでしょう。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を読む前に知っておいた方がいい重要な概念
ダイレクトレスポンスマーケティング 概念
ダイレクトレスポンスマーケティングにおいて重要な概念があります。
これを知っているか知らないかは非常に大事なので、必ず理解するようにしてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を読む前に知っておいた方がいい重要な概念①集客商品
集客商品は「フロントエンド」と呼ばれています。
その名の通り、集客するための商品で利益を出す目的はありません。
たとえば、
・健康サプリ ・・・初月半額お試し
・スーパー ・・・1パック10円のたまご
・Netflix ・・・初月無料
・マクドナルド・・・100円コーヒー
など、ほんの一部ですがこのように私たちの生活の中でも多くの集客商品があるのです。
フロントエンドは「集客商品」と覚えておいてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を読む前に知っておいた方がいい重要な概念②利益商品
フロントエンドで集客したら「バックエンド」として利益商品を販売してきます。
たとえば、先ほどのフロントエンド商品のバックエンドは
・健康サプリ ・・・定期購入
・スーパー ・・・単価の高い肉など
・Netflix ・・・毎月課金
・マクドナルド・・・セット商品など
上記になります。
利用したことのあるサービスがあったかも知れません。
商売はこのように「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」で成り立っている場合が多いです。
フロントエンド商品で集客して、バックエンド商品で利益を最大化するという流れになるので、ぜひ覚えておいてください。
オススメしたいダイレクトレスポンスマーケティングの本3選
ダイレクトレスポンスマーケティング 3選
ここではダイレクトレスポンスマーケティングにおいてオススメの本を3冊紹介します。
名著と呼ばれるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
オススメしたいダイレクトレスポンスマーケティングの本3選①
「あなたの会社が90日で儲かる」神田昌典
経営コンサルタントで日本を代表する国際的マーケッターである神田昌典さんの本です。
タイトルの通り、実践的なマーケティング手法がこの1冊で学べます。
著者がコピーライティングにも精通しているため、非常に読みやすく理解しやすいオススメの一冊となっています。
オススメしたいダイレクトレスポンスマーケティングの本3選②
「ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方」ジェイ・エイブラハム
アメリカの実践マーケティングの巨匠と言われるジェイ・エイブラハムさんの本です。
「マーケティング・バイブル」と称賛される世界的ベストセラーです。
マーケティングでの成功するための、具体的な行動の背景までがしっかり書かれているマーケティングの本質と言うべき良書となります。
オススメしたいダイレクトレスポンスマーケティングの本3選③
「ダン・S・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門」ダン・S・ケネディ
ダイレクトレスポンスマーケティング業界で40年のキャリアがあり、ずっと業界のトップを走り続けてきたダン・S・ケネディさんの本です。
ダイレクトレスポンスマーケティングの具体的なやり方や事例も豊富です。
アイデアがひらめいてくるような大切な概念も学べる良書です。
ダイレクトレスポンスマーケティング 本|まとめ
ダイレクトレスポンスマーケティングの本を選ぶ時のポイントや、ダイレクトレスポンスマーケティングの重要な概念などをお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
本をうまく活用することで、ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させることが可能となります。
ダイレクトレスポンスマーケティングは100年も前から使われているマーケティング手法ですが、まだまだ通用する手法です。
効果が実証されている手法なのでぜひ、本を読み進めながら実践してみてください。