
「ダイレクトレスポンスマーケティングの成功事例を知りたい」
こんな声をよく聞きます。
成功事例を参考にすることで失敗する確率を減らすこともできるでしょう。
ダイレクトレスポンスマーケティングの成功事例はどんなものでしょうか?
この記事では、
- ダイレクトレスポンスマーケティングの成功事例
- ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる秘訣
- ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる3つの要素
- ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる魅力的なオファー
- ダイレクトレスポンスマーケティングで結果が出ない時の改善法
について解説していきます。
「ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させたい」
「ダイレクトレスポンスマーケティング成功の秘訣を知りたい」
という方は、ぜひ最後までご確認ください。
目次
ダイレクトレスポンスマーケティングの成功事例

ダイレクトレスポンスマーケティングとは、レスポンス(返答、問い合わせ)があった見込み客に対して直接商品やサービスを販売していくマーケティング手法です。
少ない広告費で成果を出すことができるため、非常に有効な手法となります。
この章では、ダイレクトレスポンスマーケティングの成功事例をご紹介していきます。
どのような流れになっているのか確認してみてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングの成功事例①やずや
やずやは「にんにく卵黄」で有名な健康食品の通信販売事業を行っている会社です。
集客方法はテレビCMやインターネット広告で認知してもらって、問い合わせをした方に無料サンプルを提供します。
そして、無料サンプルを実際に試してもらい効果を実感してもらうことで、教育も同時に成されるのです。
無料サンプルで効果を実感した方は「自然に購入してくれる」という流れにもなるので販売も楽になります。
ダイレクトレスポンスマーケティングの成功事例②Amazon
今や「生活に欠かせない」という人が多くいるであろうAmazonもダイレクトレスポンスマーケティングを使っています。
集客方法は「検索エンジン」からです。
Amazonは購入するだけではなく、商品レビューを参考にしたり、どんな商品か調べる時にも利用されます。
教育方法は商品ページを見ている時に
・よく一緒に購入されている商品
・この商品に関連する商品
というように似た商品や、その商品に必要な付属品が表示されます。
「まさに今欲しい」という商品がピンポイントで出てくるので購入を促す効果があります。
データを集めることで、購入者のほしい商品を自動的に提案しているのです。
ダイレクトレスポンスマーケティングの成功事例③ジャパネットたかた
ジャパネットたかたはテレビ通販の会社です。
集客はテレビを使って、昼間の時間帯に番組を放送します。
番組の中で実際に商品の説明や商品を使用することで、視聴者に教育をしていきます。
「その商品を買ったら自分の生活がどのように豊かになるのか」を具体的にイメージできるようになっているので視聴者は商品を欲しくなっていくのです。
そして、「限定特典」や「期間限定特価」などを使って販売を促進していきます。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる秘訣
ダイレクトレスポンスマーケティング 秘訣
何事も成功させるためには秘訣があります。
ここでは、ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる秘訣を解説していきます。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる秘訣①見込み客に合う媒体を使う
見込み客に合う媒体とは、集客の際に使う媒体になります。
たとえば、年配の方向けの商品を販売する場合、インターネット媒体だけでは効果を上げることは難しいです。
なぜなら、年配の方だとインターネットよりも新聞やテレビの方がアプローチしやすいからです。
ターゲットとなる見込み客に合わせた媒体を使うようにしてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる秘訣②信頼関係を築く
あなたの家にセールスマンが来たとして、来たその日に商品を買おうと思いますか?
おそらく多くの方が買わないと思います。
買うとしても何回か通って心を通わせて、信頼してから「買ってみようかな?」と思うのが普通ではないでしょうか?
ダイレクトレスポンスマーケティングもそれと同じで、いきなり販売しようとしてはいけません。
必ず、見込み客と信頼構築を行ってから販売するようにしてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる秘訣③商品の魅力をアピールする
商品の魅力をアピールすることは、見込み客のプラスにもなります。
商品を手にいれることで
・どんな未来が待っているのか?
・どんな問題や悩みが解決できるのか?
しっかりとアピールするようにしてください。
想像力を掻き立てることで購買意欲が高まっていきます。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる3つの要素
ダイレクトレスポンスマーケティング 3要素
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させるためには重要な3つの要素があります。
この3つを知っておくことが成功へのカギとなりますので、しっかり確認するようにしてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる3つの要素①リスト
リストとは「顧客リスト」のことです。
江戸時代、火事になった時はまず、「顧客台帳を井戸に投げ入れる」と言われるくらい昔から顧客リストは重要なものとされていました。
なぜなら、家が火事になってなくなっても、顧客リストがあれば商売を立て直せるからです。
それは現代も同じでリストがあれば、新商品など売りたい場合はこちらからアプローチできます。
つまり、リストがあることで「待ち」ではなく「攻め」の商売ができるのです。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる3つの要素②オファー
オファーとは、「お客様に対して何を提供できるのか?」という約束です。
このオファーが魅力的であるか、魅力的でないかは非常に重要な部分です。
何を販売するにでもそうですが、値段より価値がないと感じたら当然買ってもらえませんよね?
ですから、いかに魅力的なオファーを作るかが大事になってくるのです。
世界的に有名なマーケッターであるダン・ケネディも
「だから、オファーだって言ってんだろバカ!」
という名言を残しているくらいです。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる3つの要素③コピー
コピーとは「文章」のことです。
見込み客は何らかの文章を見て、商品やサービスの詳細を知ります。
ですから、しっかりと見込み客に興味を持ってもらえるように文章を作成する必要があるのです。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる3つの要素④3つの要素の関係性
ここまで3つの要素は「リスト」「オファー」「コピー」だとお伝えしました。
この3つの要素の関係性ですが、
「リスト」>「オファー」>「コピー」という順番が大事です。
つまり、
「誰が決まっていないと魅力的なオファーが作れないし、魅力的なオファーでなければ文章だけでは売れない」
ということです。
別の言い方をすると、どんなに良いオファーでもリストがないと売れないし、どんなに良いコピーでもオファーが弱ければ売れないのです。
「リスト」>「オファー」>「コピー」この順番はしっかり認識しておいてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる魅力的なオファー
ダイレクトレスポンスマーケティング オファー
前章でオファーが大事だとお伝えしました。
では、どのようなオファーをすれば成功するのか知りたいですよね?
これから解説していきますので、参考にしてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる魅力的なオファー①無料オファー
無料オファーとは、その名の通り無料で提供されるものです。
申し込みのハードルが下がることが無料オファーの大きな利点となります。
無料オファーの種類は以下のようなものがあります。
・無料サンプル(化粧品、健康食品など)
・無料体験(脱毛サロン、トレーニングジムなど)
・無料相談(法律事務所、占いなど)
大事なことは無料だからと、それなりの商品やサービスを提供するのではなく、無料でも大きな価値を感じてもらえるものを提供することです。
そうすることで「無料なのにこんなにいいものを!」とファンになってくれる場合があります。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる魅力的なオファー②数量限定オファー
「手に入らなくなるかも」という心理を利用したオファーです。
・残り〇〇個限定
・残り〇〇人限定
というものです。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる魅力的なオファー③期間限定オファー
これは期間に制限をしたオファーです。
・〇日までの限定価格
・今月限り
というものです。
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる魅力的なオファー④特典オファー
特典を強力にすることでメインの商品の価値が上がります。
なので、特典だからといって気を抜かないで下さい。
その特典単体でもほしいと思われるような価値のあるものにしてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングで失敗しないためのポイント
ダイレクトレスポンスマーケティング 失敗
前章でダイレクトレスポンスマーケティングを成功させるための方法をお伝えしましたが、この章では失敗しないために気をつけることをお伝えしていきます。
失敗しないためにしっかりと確認しておいてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングで失敗しないためのポイント①相手は人ということを忘れない
「リスト、リスト」と呼んでいると、リストのことをただのお金のように勘違いしてしまう人もいるようです。
メールアドレスの先には人がいますので、それは忘れないようにしてください。
しっかりと価値提供をして、見込み客に満足してもらって購入してもらいましょう。
ダイレクトレスポンスマーケティングで失敗しないためのポイント②信頼関係を構築する
信頼構築ができていないのに、いきなり販売しようとしてはいけません。
必ず、見込み客と信頼構築を行ってから販売するようにしてください。
もし販売の段階で思うように売れないのであれば、信頼を再構築することも検討してみてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングで失敗しないためのポイント③リサーチをしっかりする
見込み客のリサーチはしっかりとするようにしましょう。
ターゲットとなる見込み客は
・誰なのか?
・どんな悩みがあるのか?
・何を求めているのか?
・どんな問題を解決したいのか?
・どんな未来を手に入れたいのか?
できるだけ具体的にリサーチしてください。
リサーチ方法はインターネットを使ってもいいですし、同じ悩みを持っていそうな友人や家族、知り合いに直接聞いてみるのも良いでしょう。
ダイレクトレスポンスマーケティングに向いているのは?
ダイレクトレスポンスマーケティング 向いている
ダイレクトレスポンスマーケティングを成功させる要素や失敗しないためのポイントなどを解説してきました。
ここでは、ダイレクトレスポンスマーケティングに適した商品や、どんな人がダイレクトレスポンスマーケティングをした方がいいのかを解説していきます。
ダイレクトレスポンスマーケティングに向いている商品は?
ダイレクトレスポンスマーケティングが向いている商品は認知度が低い商品です。
なぜなら、何らかのアクション(返答、問い合わせなど)を起こしてくれた見込み客に対して販売していくので、その商品やサービスの認知度は関係ないからです。
また、高額な商品もダイレクトレスポンスマーケティングに向いていると言えます。
なぜなら、基本的に信頼関係を構築してから販売していくので「この人(会社)の販売する商品なら信頼できる」と価値を感じてもらえば、高い商品でも売れやすくなるからです。
ダイレクトレスポンスマーケティングに向いている販売者は?
ダイレクトレスポンスマーケティングは中小企業や個人に向いていると言えます。
その理由は、ダイレクトレスポンスマーケティングの広告はテレビCMなどのイメージ広告と異なり、文章で情報を伝える場合が多く少ない広告費で始められるからです。
もちろん、第1章のダイレクトレスポンスマーケティングの成功事例でお伝えしたとおり、大きな企業でも問題なく行うことができます。
ダイレクトレスポンスマーケティングで結果が出ない時の改善方法
ダイレクトレスポンスマーケティング 改善方法
世の中に絶対ということはないので、効果が出やすいと言われているダイレクトレスポンスマーケティングを行っても効果が出ない時もあるでしょう。
この章では、そんな時の改善方法を紹介していきます。
ダイレクトレスポンスマーケティングで結果が出ない時の改善方法①ターゲティング
ターゲティングを間違えてしまうと、そもそもの集客ができないので効果は望めないでしょう。
ターゲットとする見込み客が明確になっていないのであれば、ターゲットとなる見込み客を明確にすることから始めてください。
ダイレクトレスポンスマーケティングで結果が出ない時の改善方法②オファー
オファーが弱い場合も商品やサービスを販売することは難しいです。
・本当に見込み客が欲しくなる商品やサービスか?
・値段以上の価値がある商品やサービスか?
・もっと商品やサービスに価値をつけられないか?
効果が出ない時には上記をよく考えてオファーを強くしてみてください。
世界的に有名なマーケッターであるダン・ケネディも
「だから、オファーだって言ってんだろバカ!」
という名言を残しているほどオファーは大事だと認識してください。
ダイレクトレスポンスマーケティングで結果が出ない時の改善方法③コピー
効果が出ない時はコピーを見直すことも考えるようにしましょう。
・普段見込み客が使う言葉を使っているか?
・もっと魅力的な文章にできる部分はないか?
・ちゃんと伝わる文章になっているか?
など、集客ができてオファーが強くても、商品やサービスの魅力をしっかり伝えないと購入してもらうことは難しいです。
効果が出ない時はコピーも見直す必要がでてきます。
ダイレクトレスポンスマーケティング成功事例|まとめ
今回は、ダイレクトレスポンスマーケティングの成功事例や成功させる3つの要素、失敗しないためのポイントなどをお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?
成功事例があればイメージしやすくなるのではないでしょうか。
ダイレクトレスポンスマーケティングは効果の測定もできるので、数値を見て改善していけば結果が出るマーケティング手法です。
現在のビジネスにおいて重要な販売戦略の一つとして注目されているので、成功事例を参考にして実践されてみてください。