
「コピーライター」はあまり表に出てきません。
有名なコピーライターや、有名なキャッチコピーをどんな人が作ったのか気になりますよね?
今回は
- 有名なコピーライター
- 有名コピーライターが書いたキャッチコピー
- コピーライターの仕事
- コピーライターのなり方
- コピーライターの生活
について解説します。
コピーライターに興味がある方は最後までご覧ください。
目次
コピーライターで有名な人はだれ?

ここでは有名なコピーライターとその方の代表的なキャッチコピーを紹介していきます。
あなたも聞いたことがあるキャッチコピーが出てくると思います。
有名コピーライターとその人が書いたコピー①糸井 重里さん
日本で「コピーライターといえば糸井重里さん」
といわれるくらい有名なコピーライターです。
コピーライター、エッセイスト、タレント、作詞家と幅広く活動されています。
【糸井重里さんの有名なコピー作品】
- 「おいしい生活」西武百貨店
- 「くう ねる あそぶ」日産自動車
- 「このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。」映画となりのトトロ
- 「生ビールがあるじゃないか、あるじゃないか。」キリン・ラガービール
- 「君に、クラクラ。」カネボウ化粧品
有名コピーライターとその人が書いたコピー②尾形真理子さん
元博報堂のコピーライターで現在は独立して、小説家や作詞家としても活動するなど、活躍の幅を広げています。
ルミネ、Netflix、Tiffany&Co.、キリンビール、資生堂などの企業広告を手がけています。
【尾形真理子さんの有名なコピー作品】
- 「世界の非常食になりませんように。」日清食品・カップヌードル
- 「何を着ても かわいくない日も たまにはあるけれど」LUMINE
- 「ふたりはひとりを強くする。」Tiffany&Co.
- 「帰り道が わかっているから、 どんなに暗くても 怖くはない。」映画ドラえもん・のび太の月面探査記
- 「愛が複数になって、女は素晴らしくなる。」LUMINE
有名コピーライターとその人が書いたコピー③仲畑貴志さん
「コピーライターの神様」と称されています。
糸井重里さんらとともに、コピーライターブームの立役者となった1人として知られています。
【仲畑貴志さんの有名なコピー作品】
- 「目のつけどころが、シャープでしょ。」シャープ
- 「ココロも満タンに、コスモ石油。」コスモ石油
- 「愛とか、勇気とか、見えないものも乗せている。」JR九州
- 「トリスの味は人間味。」サントリー・トリスウイスキー
- 「ソニー製ではない。ソニー生まれである。」SONY
有名コピーライターの日常を知りたい【Instagram】

有名コピーライターの日常を知りたいを知れるのがSNSです。
Instagramをやっているコピーライターを紹介します。
どのような内容を発信されているのか見ていきましょう。
有名コピーライターのInstagram①さわらぎ寛子さん
20年間コピーライターとして食品、美容、ホテル、学校、病院、製薬会社、電鉄など様々な業種の広告制作を手掛けられています。
「女性のリアルな共感を得るコピー」に定評があります。
Instagram以外にもブログやメルマガ、書籍も執筆されています。
有名コピーライターのInstagram②竹島靖さん
日本最高峰のコピーライティング賞を総なめにし、過去に15の広告賞を受賞された「伝説のコピーライター」です。
コピーライター、作家、住育研究家として活動されていて、現在はオンラインサロンもされています。
有名コピーライターのInstagram③大宮エリーさん
作家、脚本家、画家、映画監督、演出家、CMディレクター、CMプランナー、コピーライター、ラジオパーソナリティなど、多才な方です。
有名コピーライターのInstagram④こやま淳子さん
早稲田大学卒業後コピーライターへ、博報堂などを経て2010年に独立されました。
広告コピーを中心に、さまざまなコミュニケーションのコトバをつくる仕事に従事されています。
コピーライターってどんな仕事?

そもそもコピーライターとはどんな仕事をするのでしょうか?
ここではおおまかに3つの種類に分けて解説していきます。
コピーライターの仕事①イメージコピーライター
一般的に「コピーライター」と定義されるのが、イメージコピーライターです。
テレビCM、新聞、雑誌、ポスター、などの広告のキャッチコピーのフレーズを生み出すのが仕事となります。
クラウドソーシングサイトでコンペ形式にて募集されている案件には
・新規事業のキャッチコピー
・スクールのサービス名
・エステのキャッチコピー
などのキャッチコピーの募集案件があります。
コピーライターの仕事②Webコピーライター
インターネットの普及にともなって、需要が増えてきているのがWebコピーライター(Webライター)です。
キャッチコピーを考えるというよりは、Webサイトやブログなどの記事を書く仕事になります。
読者に分かりやすいように、情報をまとめて価値提供するのがWebライターの役割です。
コピーライターの仕事③セールスコピーライター
セールス(販売)することに特化したコピーライターとなります。
インターネット上でよく見かける商品の販売ページを作成したり、メールを書いたり、セールスに関する文章全般を作成するのかセールスコピーライターです。
売上や反応に直結するような文章が求められ、難易度は高くなりますが、その分報酬も高くなる傾向にあります。
コピーライターになる方法

ここまでコピーライターについて解説してきました。
では、「コピーライターになりたい」と思ったらどうすればいいのでしょうか?
コピーライターになる方法①広告代理店に就職
コピーライターは、広告代理店や広告制作会社などの広告関連の会社に必要とされています。
まずは、下積みから広告を扱う会社に就職することは、仕事の流れなどを把握しやすかったりメリットも多いです。
いきなり、キャッチコピーのライティングなどではなく、まずはライティング以外の仕事から任される可能性も高いです。
コピーライターになる方法②養成講座で学ぶ
コピーライター養成講座は、宣伝会議という出版社が主催するコピーライター、広告クリエイターを養成する機関です。
1957年に開校しているので非常に歴史のある養成講座となっています。
卒業生には、糸井重里さんや仲畑貴志さんなど、現在活躍されているそうそうたる方々がいます。
広告の第一線で活躍している一流のコピーライターたちが講師となり、登壇してフィードバックを得られたり直接指導してくれます。
養成講座で「コピーとはなんぞや?」というところから、基礎から学んでみるのも良いでしょう。
コピーライターになる方法③独学で学びながら仕事をとっていく
コピーライターには資格が必要というわけではないので、ドンドン自分でやってみるという方法もあります。
例えば、すごく安い金額でコピーを書いて、コピーライターの経験を積ませてもらいながらコピーライターと名乗る方もいるようです。
また、今はSNSがあるのでどこかに所属していなくてもコピーライターとして発信していれば、誰かの目に留まる可能性もあります。
Twitterなどの投稿からお仕事につながる可能性もあるでしょう。
コピーライターの登竜門「宣伝会議賞」とは?

宣伝会議賞は、月刊「宣伝会議」が主催する公募広告賞です。
50年以上の歴史を持つ、コピーライターの登竜門になっていて、グランプリには100万円の賞金がでる、非常に夢のある広告賞です。
グランプリにならなくても、過去の受賞作品が広告になり世の中に羽ばたいていった事例も多数あります。
実際にプロのコピーライターが審査員として、審査してくれるので興味のある方は応募されてみてはいかがでしょうか?
コピーライターはどんなところで働いている?

実際コピーライターはどんなところで働いているのでしょうか?
一緒にみていきましょう。
コピーライターを抱える会社①広告会社
広告会社とはいわゆる、広告代理店のことです。
広告代理店はテレビや、新聞、インターネット広告などの広告を掲載するメディアと広告を出したい起業を繋ぐ仲介役をする会社です。
日本では電通や博報堂、サイバーエージェントが有名です。
コピーライターを抱える会社②広告制作会社
広告制作会社とは、広告の企画、制作を行う会社のことで広告を作ることに特化しています。
広告代理店の下請けのような側面もあり、広告代理店より広告制作会社の方が規模が小さいことが多いです。
小さな制作会社は至るところにあるので、アピールするのもコピーライターを目指す一つの手になります。
コピーライターの収入は?

コピーライターを目指そうと思っても収入がどれくらいなのか気になります。
就職した場合とフリーランスの場合をみていきましょう。
ただし、一概に決めつけることはできないので参考程度にとどめておいてください。
コピーライターの収入は?①就職した場合
まずは、就職した場合です。
年収の目安としては300万円~650万円ほどとなります。
大手起業であれば500万円~800万円、中小起業であれば300万円~500万円ほどが相場となりそうです。
(※あくまで目安の数値となります)
コピーライターの収入は?②フリーランスの場合
フリーランスは会社員として働くよりも、収入が下がる可能性が高いです。
もちろん、実力があったり営業して仕事をたくさんとることができれば、会社員よりも稼げる可能性はありますが、そのような方は少数だと考えてください。
年収で200万円~300万円、仕事を取れなければそれ以下になってしまう可能性もあります。
ただし、実力や能力次第では年収1,000万円以上を稼ぐことも可能です。
フリーランスコピーライターはどんな生活?

コピーライターというと
「どんな場所でも、パソコンのキーボードをカタカタと叩くだけで稼げる」
そんな悠々自適なイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
ですが、実際はそんな夢のような話はありません。
自分で自らを律して仕事をする必要がありますし、会社員のように保証もありません。
仕事が取れなかったり、安い仕事ばかりしていては、自分の収入にダイレクトに影響してきます。
どんな場所でも仕事ができるというのだけは合っていますが、逆にいえば常に仕事と向き合わなければならないということです。
もちろん、がんばり次第では収入的にも時間的にも自分の理想を叶えることができますが、そのためにはそれ相応の努力が必要ということも覚えておいてください。
コピーライターで有名になるには?

コピーライターとして有名になりたいという方もいるかもしれません。
一番は人の記憶に残るようなコピーを書くことです。
「あのコピーは一体、誰が書いたんだろう!?」
と、いうようなインパクトがあるコピーを書けるようになれば、有名になれるでしょう。
また、公募やコンテストでたくさん賞をとれば認知度も上がっていきます。
・宣伝会議賞
・朝日広告賞
・コピー大学賞
・KNBラジオCMコンテスト
ざっとあげただけでも賞やコンテストはこんなにたくさんあります。
ぜひ、コピーライターとして有名になりたい方は応募してみてください。
コピーライターで有名な人|まとめ
有名なコピーライターとそのピーライターが書いたコピーを紹介してきました。
今までに見たり、聞いたりしたキャッチコピーがあったのではないでしょうか?
そして、コピーライターの3つの種類、コピーライターのなり方、コピーライターの収入、そしてコピーライターの生活を解説させていただきました。
決して、楽な仕事ではありませんが、やりがいや華やかさもある仕事ではあります。
今は、SNSやブログ、メルマガをやっている有名なコピーライターもいます。
誰にでもチャンスがあるのが、コピーライターです。
もし、興味が湧いた方は、有名なコピーライターのブログやInstagramなどを見てみることから始めてみてください。