
コピーライターという仕事に興味を持つ方が増えています。
・未経験だけどコピーライターになりたい
・未経験からでも稼げる?
など、コピーライターに挑戦したいけど、
未経験でできのか心配という方も多いですよね。
- ・未経験からのコピーライターの目指し方
- ・フリーランスコピーライターとして仕事を取る方法
- ・コピーライターに向いている人
- ・コピーライターに向いてない人
- ・コピーライターとしてのやりがい
- ・コピーライターの大変なこと
以上のように、未経験から、コピーライターとして活躍するための方法を解説しています。
これからコピーライターになりたい方は、ぜひ読んでみてください。
目次
未経験でもコピーライターになれる?

結論、未経験からコピーライターになることは可能です。
「国語が苦手だったけど大丈夫かな?」
「読書感想文が苦手だったけど大丈夫かな?」
という方も安心してください。
文章の作成や国語が苦手でも、日本語の読み書きができれば大丈夫です。
さらに、コピーライターには資格も必要ないので安心してください。
つまり、あなたにやる気さえあれば、未経験からコピーライターになれるということです。
未経験から目指せるコピーライターの仕事とは?①イメージコピーライター
一般的なコピーライターがこの「イメージコピーライター」です。
主に、企業や商品のブランドイメージを上げることや、認知度をあげることを目的としています。
イメージコピーライターとしてもっとも有名なのは糸井重里さんでしょう。
糸井さんの代表作にはこんなコピーがあります。
「くう ねる あそぶ」 日産自動車 セフィーロ
「愛は地球を救う」 日本テレビ24時間テレビ
「このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。」となりのトトロ
糸井さんのようなイメージコピーライターになるには、広告関係の会社に就職するのが一般的です。
ですが、未経験からすぐにイメージコピーライターとして活躍するのはむずかしいです。
多くの場合、アシスタントからスタートして実績を作っていきます。
未経験から目指せるコピーライターの仕事とは?②コンテンツコピーライター
コンテンツとは、「情報」という意味です。
インターネット上のいろんな情報を、読者のために分かりやすくまとめるのがコンテンツコピーライターの仕事です。
昨今、Webライターという言葉をよく聞きますよね。
定義は曖昧ですが、「Web上の情報を書く」という意味ではコンテンツライターと同様の役割といえるかもしれません。
困った時にインターネットで検索して解決策が見つかった、という経験があると思います。
つまり、多くの方がコンテンツコピーライターの書いた記事にお世話になっているのです。
コンテンツコピーライターを目指す場合、難易度はそんなに高くなく、クラウドソーシングサイトで仕事も募集されています。
未経験から目指せるコピーライターとして、とても人気になってきています。
未経験から目指せるコピーライターの仕事とは?③セールスコピーライター
「セールス」という言葉がついているとおり、販売を促すのがセールスコピーライターの仕事です。
具体的には、商品への問い合わせを増やすためのコピーを作成します。
インターネット上で、商品やサービスを販売する時のページなど、販売や行動を促すための文章を作成するのが主な仕事になります。
売上を左右するライティングになりますので、マーケティングや行動心理学などの専門知識も必要になり難易度も上がってきます。
その分、報酬も高くなる傾向がありますので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
セールスライティングに関する仕事はクラウドソーシングサイトにも募集が出ています。
未経験でも目指せますが、最初は案件を取るのが難しいかもしれません。
未経験から早く仕事を獲得できるのはコンテンツコピーライター
3つのライターをお伝えしましたが、もしあなたが
「すぐにコピーライターとして活動して、稼いでいきたい」
と思うなら、1番難易度が低くて取りかかりやすいのは「コンテンツコピーライター」です。
・文章を書く難易度が低い
・クラウドソーシングサイトに募集がたくさんある
この2つの理由からです。
最初は単価が安いですが、コンテンツコピーライターからはじめて、報酬アップを目指すならセールスコピーライターやイメージコピーライターも視野に入れて活動していくのも良いでしょう。
未経験からのコピーライターの目指し方とは?

未経験からコピーライターを目指すにはどうすればいいのでしょうか?
いくつかの方法を紹介します。
未経験からコピーライターを目指す方法①広告業界に就職
1つ目は、広告代理店や広告制作会社などに就職するという方法です。
注意点として、広告関連の会社に就職できたとしてもいきなりコピーを書けるかというと、そうではない場合が多いです。
下積み期間からのスタートとなりますが、広告関連の仕事の流れを把握できたり現場の空気感を感じられるといったメリットもあります。
とりあえず、広告業界の仕事についてみるという考え方も良いかもしれません。
ただし、博報堂などの大手広告代理店では、4年制大学卒以上が必須の場合もあります。
コピーライターの年収については、以下の記事で詳しく解説しています。
気になる方は、確認してみてください。
未経験からコピーライターを目指す方法②養成講座
2つ目の方法が、スクールなどで講座を受ける方法です。
宣伝会議という出版社が行っている「コピーライター養成講座」が有名です。
広告の第一線で活躍する一流のコピーライターが技術や考え方を直接指導します。
基礎を学ぶインプットと、フィードバックによるアウトプットの実践的なカリキュラムが組まれていて「コピーライターの登竜門」と呼ばれています。
同じ志を持つ仲間ができるところも講座に通うメリットになります。
未経験からコピーライターを目指す方法③独立
コピーライターに資格はないので「コピーライター」と名乗ればコピーライターになれます。
そして、SNSでコピーライターとして発信していれば、広告関係の方の目に留まり仕事に繋がる可能性もあります。
仕事に関しても、クラウドソーシングサイトにコンペ形式の「キャッチコピー案件」が出ていますのですぐにチャレンジできる環境があります。
さらに、コピーライターがブログやYou Tubeなどで情報発信していますので、専門的な情報を取得することが容易になっています。
なので、自分で道を切り拓いていきたいという方は、自分で情報や仕事を取りにいって独立することも可能です
未経験からフリーランスコピーライターとして仕事を取る方法

未経験から一念発起してフリーランスになった場合、仕事はすぐに取れるのでしょうか?
仕事のとり方を解説していきます。
未経験からフリーランスコピーライターとして仕事を取る方法①クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトとはインターネット上で仕事を依頼したり、受注できるサービスです。
登録自体は無料で仕事を請けて納品したら手数料がかかってきます。
手数料はほとんどのクラウドソーシングサイトが約20%ほどとなっています。
1万円の案件を受注したら約8千円が報酬として受け取れます。
未経験であっても簡単に仕事が探せるので、クラウドソーシングサイトはフリーランスコピーライターの強い味方です。
ぜひ、ドンドン活用していきましょう。
未経験からフリーランスコピーライターとして仕事を取る方法②求人サイト
求人サイトでは、社員としてではなく、業務委託という形で在宅勤務でできる仕事もあるようです。
経験者を優遇する募集もありますが「未経験からでもやる気があれば可」という募集も多いです。
未経験でもクラウドソーシングサイトで仕事を請けて実績を作れば、応募にも有利に働く可能性もあります。
積極的に応募していきましょう。
未経験でもコピーライターに向いている人とは?

コピーライターにはどんな人が向いているのでしょうか?
どんな人が向いているのか、参考にしてみてください。
未経験でもコピーライターに向いている人とは?①深く考えられる人
コピーライターには深い思考が求められます。
「簡単にコピーが頭の中にひらめくのがコピーライター」
と思っている方もいるかもしれませんが、それは間違いです。
実際は、深く深く考えてコピーを生み出しています。
それが結果的に、クライアントの抱える問題を解決することにつながるからです。
未経験でも深く考えることができる方は、コピーライターを楽しめて、さらに成長スピードも早いです。
未経験でもコピーライターに向いている人とは?②努力ができる人
コピーを提案して「一発でOK」ということはなく、場合によっては何度も何度も修正を重ねる必要が出てきます。
広告はクライアントがあってのものなので、クライアントの望むものを作成しなければなりません。
何度ボツになっても、あきらめずクライアントの望むコピーに近づけるよう努力できる人はコピーライターに向いているといえます。
未経験でも努力ができる人は着実にステップアップしていきます。
未経験でもコピーライターに向いている人とは?③受け手の気持ちになれる人
あくまでコピーライターは広告を見る側(受け手側)の目線に立たなければなりません。
普段どんなことに不満を抱えて、どんな問題があるのか、受け手側の気持ちで考える必要があります。
広告を出す側の目線でコピーを書いても、共感してもらえず反応が取れないからです。
日々の生活の中でも、常に相手の気持ちになれるような人がコピーライターに向いているといえるでしょう。
未経験でも、相手の気持ちになれる人はコピーの上達が早いです。
コピーライターに向いてない人とは?

ここではコピーライターに向いてない人はどんな人なのか解説していきます。
もし、コピーライターを目指そうと考えていて、心当たりのある方は参考にしてみてください。
5.1 コピーライターに向いてない人とは?①自分の気持ちを優先する人
キャッチコピーは自分が満足する、自己表現のための言葉を使うのではありません。
悩みや課題を解決するための言葉を使う必要があるのです。
ですから、「ドヤ」と自分の主張をするのではなく、あくまで悩みを言葉で解決することが求められます。
仕事なのに自己主張をしてしまう方はコピーライターに向いていないかもしれません。
コピーライターに向いてない人とは?②体力のない人
広告は関わる人が多いため、きっちりとスケジュールが組まれており常に締切に追われることになります。
特に締め切り前は徹夜することも覚悟しなければいけません。
パソコンをカタカタするだけがコピーライターというイメージを持つ方も多いと思いますが、体力的にタフでなければ難しい職業といえます。
コピーライターに向いてない人とは?③答えを求めてしまう人
キャッチコピーには「これが正解!」というものはありません。
たくさん出た案の中から一番最適なコピーを探していく作業になります。
正解があると思い込んで、凝り固まった考えをしてしまう方はアイデアが出にくくコピーライターには向いてないかもしれません。
コピーライターになってよかったことは?

コピーライターになると、どんな良いことがあるのでしょうか?
コピーライターになってよかったことは?①創造する喜びが得られる
コピーライターはクリエイティブな仕事です。
今までにないアイデアを試行錯誤しながら考えたり、場合によっては他の方たちとと議論しながらプロジェクトを進める場面も出てきます。
ゼロから創り上げたコピーが完成した時は「なにものにも代えがたい喜びがある」そんな職業がコピーライターです。
コピーライターになってよかったことは?②クライアントが喜んでくれる
コピーライターの仕事はクライアントの問題を解決することです。
クライアントも含めていろんな方と関わり合いながら広告を作成して目標を達成した時はクライアントも喜んでくれます。
クライアントの喜びはコピーライターにとって最高のプレゼントとなるでしょう。
コピーライターになって大変だったことは?

どんな職業でも大変なことはありますよね。
コピーライターにとって大変なことはどんなことがあるのでしょうか?
コピーライターになって大変だったことは?①ハードスケジュール
広告の制作はクライアントのスケジュールに沿って進みます。
そのため、制作の時間が少ないタイトなスケジュールが組まれる場合も多いです。
そのハードスケジュールの中、クオリティの高さを求められますので、締め切り前は徹夜だったり、早朝から深夜まで働くことがあるので体力的にキツイ仕事といえます。
コピーライターになって大変だったことは?②スランプに陥ってしまう
いつもいつも良い文章が書けるというわけではありません。
文章が思い浮かばないことはもちろん、書く気力が起こらない時だってあるでしょう。
ですが、クライアントが求めるものを提供するのが仕事です。
ずっと机に向かうのではなく気分転換したり、時にはライティングから離れたほうがいい場合もあります。
スランプはコピーライターにとって重大な問題なので、そうならないように事前にできることがあればやっておきましょう。
未経験からコピーライターになるには|まとめ
いかがだったでしょうか?
未経験からでも、コピーライターを目指すことは可能だということをお伝えしました。
仕事を獲得するには、クラウドソーシングサイトが非常に便利です。
・イメージコピーライター
・コンテンツコピーライター
・セールスコピーライター
それぞれの仕事の募集がありますので、コピーライターを目指している方は、ぜひクラウドソーシングサイトをのぞいてみてください。
コピーライターは最初から稼げるというわけではありませんが、続けていって実績を重ねていけば報酬の高い仕事も請けられるようになります。
また、在宅でできるという大きなメリットもあります。
ぜひ、地に足をつけてコツコツとがんばっていきましょう。