
セールスライティングにはテンプレートがあります。
でも、なぜセールスライティングのテンプレートを使った方が良いのかわからないですよね?
この記事では
- ・セールスライティングのテンプレートを使うべき理由
- ・セールスライティングのテンプレートを使う前の心構え
- ・セールスライティングのテンプレートを使う時に意識する3つのポイント
- ・効果的なヘッドライン10パターン
- ・読み手を引きつけるオープニング15パターン
- ・セールスライティングのストーリーテリングとは?
を解説しています。
セールスライティングに取り組もうという方には、確認してほしい内容になっていますので最後までお読みください。
目次
セールスライティングのテンプレートとは?

テンプレートとは“ひな形”のことです。
そのひな形に沿って書くことで、セールスに適した構成で文章を作成することができます。
でも、
「自分だけのオリジナリティがある文章を書きたい」
「テンプレートなんか使わずに自分の感性で書きたい」
そう思う方もいるかもしれません。
そんな方に、テンプレートを使った方が良い理由を解説していきます。
セールスライティングのテンプレートを使うべき理由①書くスピードが早くなる
セールスライティングのテンプレートを使うことで書くスピードは早くなります。
なぜ書くスピードが上がるのかというと、テンプレートの構成通りに書いていけばいいので書く内容に迷うことがなくなるからです。
文章を書く時には「何を書こうか?」と考えることに時間がかかるので、テンプレートを使うことは書く時間の短縮につながるのです。
セールスライティングのテンプレートを使うべき理由②効果が出やすい
セールスライティングのテンプレートを使うと、読者の行動を促すという効果が得られやすいです。
なぜなら、セールスライティングのテンプレートは効果が実証済みだからです。
そもそも効果が実証済みでなければ、テンプレートとして使われることはありません。
セールスライティングのテンプレートを使って読者の行動を促す文章を作成しましょう。
セールスライティングのテンプレートを使うべき理由③数を多く出せる
キャッチコピーであれば、テンプレートを使うことで数をたくさん出すことができます。
数を多く出した中からより良いキャッチコピーを選ぶことにより、読者に深い訴求ができるキャッチコピーを作ることができるでしょう。
セールスライティングのテンプレートを使うべき理由④初心者でも書ける
「初心者では流石にセールスライティングを書くのは難しいだろう」
そう思うかもしれません。
ですが、セールスライティングの初心者だとしても、セールスライティングのテンプレートに沿って書いていけばいいので、問題なくセールス文章を書くことができるようになります。
セールスライティングのテンプレートを使う前の心構え

セールスライティング テンプレート心構え
セールスライティングのテンプレートを使う前に大事な心構えがあります。
それはどんな心構えなのか解説していきます。
セールスライティングのテンプレートを使う前の心構え①人はそもそも読まない
あなたはチラシや広告などの文章を一文字も飛ばさず読むことはあるでしょうか?
おそらく多くの方はところどころ読んだり、飛ばし読みしたり、全く読まなかったりすると思います。
「人はWebページの20%程度のテキストしか読まない」ともいわれていて、そうとう興味を惹かれるものでなければ読みません。
ですので、「読まれるだろう」という意識で書くのではなく「そもそも読まれない」という意識を持つことが大事です。
セールスライティングのテンプレートを使う前の心構え②オリジナルはダメ
「自分の思いのままに書きたい」
そう考えてしまうかもしれません。
ですが、セールスライティングのテンプレートは読者の行動を促すように作られています。
オリジナルで書いてしまうと読者の行動を促すことが難しくなるでしょう。
セールスライティングのテンプレートを使う前の心構え③目的を理解する
文章には目的があるので、その目的を理解することが大事です。
例えば、セールスライティングの目的は読者の行動を促すことです。
新聞の目的は、情報を正確にわかりやすく伝えること。
頭の良さをアピールしたいなら、難しい言葉や専門用語を使うと頭が良さそうに見えますよね。
それぞれ目的を理解することで書き方も変わってきます。
あなたが書く文章にはどのような目的があるのか、意識してみてください。
セールスライティングのテンプレートを使う前に意識すべき3つのNOTとは?

セールスライティングのテンプレートを使う前に意識すべきことが「3つのNOT」です。
・読まない(Not Read)
・信じない(Not Believe)
・行動しない(Not Act)
「3つのNOT」を意識しなければ、文章を書いても読んでもらうことすらできないのでしっかりと意識するようにしてください。
セールスライティングのテンプレートを使う前に意識すべき3つのNOT①Not Read(読まない)
最初の大きな壁になるのが「Not Read(読まない)」です。
経験が浅い人ほど「文章は読んでもらえる」と思ってしまいますが、これは大きな間違いです。
例えば、あなたのポストに投函されたチラシを興味深く読むことはありますか?
おそらく、ないですよね?
むしろ、チラッと見て興味を持つことがなければ、すぐにゴミ箱に捨ててしまうのではないでしょうか?
それくらい読まれないという意識でいることが大事です。
そうすることで「どうすれば読んでもらえるか」を常に考えるからです。
セールスライティングのテンプレートを使う前に意識すべき3つのNOT②Not Believe(信じない)
次の壁は「Not Believe(信じない)」です。
読者に読んでもらえたとしても、文章の内容を信じてもらうことはできません。
基本的に100%信用しないと思っておいてください。
なので、信じてもらえるように
・証拠
・データ
・社会的証明
・権威性
を示して、信頼を勝ち取ることが大事です。
セールスライティングのテンプレートを使う前に意識すべき3つのNOT③Not Act(行動しない)
最後の壁は「Not Act(行動しない)」です。
人は基本的にめんどくさがりなので、なかなか行動しません。
なので、「いかに行動すべきか?」という動機づけを行わなければなりません。
そのためには
・希少性
・緊急性
・限定性
などをしっかりと伝えてください。
または、返金保証や結果保証をつけることで安心して行動してもらえるようになります。
セールスライティングのテンプレートを使う時に意識する3つのポイント

セールスライティングのテンプレートを使う時には読者のことを意識しなければいけません。
意識するべき3つのポイントを解説していきます。
セールスライティングのテンプレートを使う時に意識するポイント①読み手のニーズや悩み
前提として、読み手が
「何を求めているのか?」
「どんな悩みがあるのか?」
を意識しなければいけません。
なぜなら、読み手の興味があるものでないと読まれることはないからです。
極端ですが、ダイエットの悩みがない人が、ダイエットのことが書かれている記事は読まないですよね?
自分にとって求めていない文章を読むほど人は暇ではないのです。
ニーズや悩みを理解していないと、ターゲットへ刺さるセールスは難しくなります。
セールスライティングのテンプレートを使う時に意識するポイント②読み手が使う言葉で書く
読み手を理解することにもつながるのですが、読み手がいつも使っている言葉を使って文章を書かなければいけません。
なぜなら、普段読み手が読んでいたり、使っている言葉や文章でなければ、頭にスッと入って来ないので「読みにくい!」と離脱される可能性があるからです。
それくらい、読まれないということは理解しておいてください。
読み手が読んでいそうな本やサイトの文章をマネするのも良いでしょう。
セールスライティングのテンプレートを使う時に意識するポイント③読み手に想像させる
人は理想の未来を想像した時に、ワクワクして購買意欲が高まります。
例えば、ダイエットのサプリを販売したい場合にサプリに含まれる成分を説明されてもワクワクしませんよね?
それよりも、
「痩せることで、着られなかった服が着られますよ」
「痩せることで、パートナーを惚れ直させることができますよ」
と言われた方がワクワクして商品を欲しくなります。
ぜひ、得られる未来を想像させる文章を意識してみてください。
セールスライティングの効果的なテンプレート

ここではオススメのテンプレートをご紹介します。
「これで本当に注意を引けるか?」
「無視できないものになっているか?」
これらを意識して使ってみてください。
効果的なヘッドライン10パターン
・友だちを増やして影響力を持つ方法
(2)【メリットを見せる】できなければ私がペナルティ
・1000文字のメルマガを15分で書かせてみせます。できなければ5万円を支払います。
(3)相手が望むことをしたいけど、なかなかできないあなたへ
・クライアントに営業してくてもなかなかできない30代のセールスライター志望者へ
(4)あなたが【ある種の人】なら【メリット】があります。
・あなたが1文字1円ライターなら90日以内に1案件108万円の報酬を獲得できるようになります。
(5)商品がお客さんの望みを叶えられなかったら【保証】
・売り上げが2倍にならなければ100万円をお支払いします。
(6)【100%完全保証】
・ついに、糖度80%のミカンが登場!甘さ100%完全保証
(7)私に時間をください。そうすればあなたを望む未来にできることを証明してみせます。
・私に2日間ください。そうすれば彼氏を5人作らせてみせます。
(8)メリットを手に入れたい人は他にいませんか?
・月収50万円を安定して稼ぐセールスライターになりたい人は他にいませんか?
(9)警告!これを読む前に、見込み客がやろうとしていることはやってはいけません
・警告!これを読む前に起業なんて考えてはいけません
(10)発表!新商品・サービス
・発表!今からたった30日で悟りを開く世界でただ一つの方法
読み手を引きつけるオープニング15パターン
(1)ストレートにベネフィットを伝える
(2)オファーからスタート
ついに◯◯をお送りできる日がやってきました。
(3)ニュース
あなたは~なのを知っていましたか?今が~するチャンスです。
(4)特定のグループとして扱う
コピーライターとしてクライアント獲得は必須ですよね?
(5)問題解決
もしあなたが◯◯な状況なら、その解決策がわかります。
(6)商品改善のお知らせ
前回あなたが購入された◯◯の上級コースができました。
(7)あなたと私
きっとあなたも私と同じように◯◯と思っているでしょう。
(8)経緯を説明する
当社の調べによると、あなたは◯◯を約3ヶ月ご利用されていないことが判明しました。
(9)権威の引用
“顧客をフェンスで囲え”これはダン・ケネディの言葉です。
(10)ダイレクトなオープニング
あなたが忙しいのはわかっています。だからストレートに言います。
(11)好奇心を掻き立てる
あなたは不思議に思ったことはありませんか?なぜディズニーのスタッフは一般的な給料と同じなのに死ぬほど働いてくれるのか?
(12)忘れてしまえ
コピーライティングのことは忘れてください。なぜなら~
(13)もし~なら
もしあなたが~なら、この手紙は重要です。今からその理由をお話します。
(14)証拠や信頼性を高める要素
2019年の最新データによると、日本人の読解力は世界で15位以下という調査結果が出ています。
(15)単純な事実から話す
経営者にとって最も重要なのは健康管理です。健康な身体こそが高いパフォーマンスを発揮するための重要な要素となります。
セールスライティングのストーリーテリングとは?

ストーリーテリングとは物語を語ることです。
人は物語が好きなので、物語として伝えることで読み手を引き込めるようになり、記憶にも残りやすくなります。
映画やドラマ、アニメなどもストーリーになっていますよね?
セールスライティングにおいてストーリーテリングが効果的な理由について解説していきます。
セールスライティングにおいてストーリーテリングが効果バツグンな3つの理由①感情移入しやすい
あなたも映画などのストーリーで涙した経験があるのではないでしょうか?
人はなぜ、ストーリーに涙したり感動したりするのかというと、感情移入するからです。
自分とストーリーの中の人物を重ね合わせて感情移入するのです。
そして紆余曲折ありながらも、ストーリーの最後には目標達成するので
「自分にもできそうだ!」
そう共感してもらえるのです。
“人間は感情の生き物”なので読み手の感情をいかに動かせるか?が大事ということは覚えておいてください。
セールスライティングにおいてストーリーテリングが効果バツグンな3つの理由②記憶に残りやすい
あなたは幼少期に聞いた「桃太郎」や「鶴の恩返し」などのストーリーを覚えていますか?
おそらく、おおかたのストーリーの流れは覚えていると思います。
逆に、中学生の頃に学んだ数学の数式は覚えていますか?
なかなか覚えている方は少ないですよね?
それくらい他の記憶と比べると、ストーリーは記憶に残りやすいのです。
セールスライティングにおいてストーリーテリングが効果バツグンな3つの理由③人はストーリーが好き
私たちは子供の頃からアニメや童話などのストーリーに触れてきました。
そして、漫画や映画、小説などのストーリーにお金を払います。
読み手からすると広告は読みたくないけど、ストーリーであれば読んでしまう、というくらい私たちはストーリーが好きなのです。
ストーリーテリングの要素

ストーリーに盛り込む要素にも順番があります。
順番を間違えてしまうと効果がなくなるので気をつけてください。
そして、
・読み手が共感しやすい内容にする
・どん底と成功のふり幅が大きいほど効果的になる
この2つを特に意識してみてください。
ストーリーテリングの要素①平凡な日常からどん底へ
平凡な日常を送っている時に問題が発生します。
そして、どん底に突き落とされるのですが、どん底を生々しく鮮明に語ることで読み手は感情移入しやすくなります。
ストーリーテリングの要素②ウソのように成功する
ここでは劇的な成功を掴んだということを伝えていきます。
どうやって成功したかではなく、成功した結果とそれによって得たベネフィットを具体的に語って下さい。
ストーリーテリングの要素③成功した秘密を公開
ここでは成功した理由を語ってください。
・こんな商品に出会った
・こんな独自のやり方をした
・こんなメンターに出会った
など成功につながった要因を書いていきます。
ストーリーテリングの要素④次はあなたの番です
ここまでで、読み手は感情移入して商品が欲しくなっているので商品案内をしていきます。
ベネフィットと限定性を伝えて申込まずにはいられないようにしていきましょう。
セールスライティングのテンプレート|まとめ
セールスライティングのテンプレートを使うべき理由や、セールスライティングのテンプレートを使う時に意識するポイントなどをお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
セールスライティングのテンプレートを使うことで初心者でもセールスライティングができるようになったり、効果が出やすかったりと良いことばかりです。
また、効果的な2つのテンプレートも
・効果的なヘッドライン10パターン
・読み手を引きつけるオープニング15パターン
記載していますので、ぜひ試してみてください。
セールスライティングのテンプレートを使うことで、セールスライティングをするハードルが下がるでしょう。
ぜひ、セールスライティングのテンプレートを活用してみてくださいね。